FXチャートパターン「アセンディングトライアングル(上昇三角形)」保ち合いチャートパターン必勝法
保ち合いチャートパターン「アセンディングトライアングル(上昇三角形)」
アセンディングトライアングル(上昇三角形)は、保ち合いのチャートパターンで、
上昇トレンドの継続を示唆する、直角三角形の形をした強気のチャートパターンです。
何度か同じ高値で抑えられレジスタンスライン(抵抗線)を形成します。
上昇トレンドラインに沿っていくつも押し目をつくりながら、
徐々に安値を切り上げながら上昇していき、
レジスタンスラインにぶつかり収束し、売り買いの拮抗が破れた時に、
レジスタンスラインをブレイクアウトし上昇をしていくパターンです。
ブレイクアウトでの成り行き買いエントリー、
もしくわイフダンロングを仕掛けておく場面です。
アセンディングトライアングル(上昇三角形)②
ドル円の1分足。
緩やかな上昇傾向のレンジで、1のアセンディングトライアングル(上昇三角形)を形成し、
ブレイクアウトし上昇。
その後も、横ばいのレンジ相場を形成しながら、
2の小さなアセンディングトライアングル(上昇三角形)を形成し、上値更新を挑戦するが戻され、
再び横ばいの小さなレンジを構成し、2を含めた大きなアセンディングトライアングル(上昇三角形)で
3で買い勢力が勝ち均衡が破れ、上昇ブレイクアウトしたチャートパターン。
このように、上昇トレンド相場の継続中には、
何度もアセンディングトライアングル(上昇三角形)が続く場合もありますが、
上昇圧力が強いと認識して良い相場になります。
アセンディングトライアングル(上昇三角形)③
ドル円5分足。
緩やかな上昇傾向の横ばいレンジで、安値を徐々に切り上げながら
アセンディングトライアングル(上昇三角形)を形成し、1で上昇ブレイクアウト。
しかし、勢いはあまり強くなく、高値ブレイクアウトした水準で再び横ばい。
再度アセンディングトライアングル(上昇三角形)を形成し、
2で大きくブレイクアウトしたチャートパターン。
1のように、横ばいレンジの時間が長い場合も、
2のように、横ばいが短い場合もありますので、しっかりと状況を見極めましょう。
アセンディングトライアングル(上昇三角形)④
ドル円5分足。
上昇トレンドの途中、アセンディングトライアングル(上昇三角形)を形成し、
1でブレイクアウトを試すが失敗し、一度戻され、2で再び高値挑戦しブレイクアウト。
大きく上昇した後、再び高値圏で横ばいのレンジを形成し、
安値を切り上げながらアセンディングトライアングル(上昇三角形)を形成し、
3でブレイクアウトを試すが失敗し、一度戻され、4で再び高値挑戦しブレイクアウト。
このように、アセンディングトライアングルの途中で、ブレイクを試しては失敗し、
失敗した後にブレイクするというパターンも多くありますので、
しっかりと相場の勢いを観察しましょう。
アセンディングトライアングル(上昇三角形)⑤
ドル円1分足。
下落トレンドの終盤、アセンディングトライアングル(上昇三角形)を形成し、
上昇トレンドへとトレンド転換する時に出現したチャートパターン。
下落トレンド後の横ばいのレンジ相場で、一旦踏み上げの上昇が起こり
アセンディングトライアングル(上昇三角形)を形成。
そこのブレイクアウトをきっかけに、大きな上昇トレンドへと転換していきました。
このようにトレンドの初期を狙う時にも有効ですので、しっかりとチェックしましょう。
以上が、保ち合いチャートパターン「アセンディングトライアングル(上昇三角形)」でした。
1分足、5分足、15分足、1時間足など、時間軸、通貨に関わらず
チャートパターンは同じですので、必ず覚えるようにしましょう。